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複雑でわかりにくい年金を解説する社労士ブログ

― 年金迷宮 ― 年金の源泉徴収票
2022.2.15

年金の源泉徴収票

年金の源泉徴収票について

 

年金の源泉徴収票とは何?

何かしないといけないの?

源泉徴収票が届いたら確定申告する必要があるの?

などなど・・・

今回は年金の源泉徴収票についてみていきます。

 

源泉徴収票が届くのはどのような年金受給者?

 

年金の種類には、老齢年金・障害年金・遺族年金があります。

 

その中で、老齢年金は雑所得とされ所得税が課せられます。

・65歳未満の年金受給者⇒年金額108万円以上の方

・65歳以上の年金受給者⇒年金額158万円以上の方

 

源泉徴収票はこの老齢年金を受給されている方に対して1月に送付されます。

前年に年金の支払いのあった方(年金の支給額に関係なく受給者全員)に送付されます。

送付されるのは老齢年金受給者の方で、

障害年金や遺族年金の受給者の方には送付されません。

(障害・遺族の年金は非課税のため)

 

源泉徴収票が届いたら確定申告しないといけないの?

 

老齢年金を受給されている方全員に送付されますが、

必ず確定申告しなければならないということではありません。

 

国税庁のHPには次のようにあります。

公的年金等に係る確定申告不要制度

平成23年分以後、その年において公的年金等に係る雑所得を有する居住者で、

その年中の公的年金等の収入金額が400万円以下であり、かつ、その年分の公的年金等に

係る雑所得以外所得金額が20万円以下である場合には確定申告は必要ありません。

 

年金収入のみで、年金収入が400万円以下の場合は確定申告の必要はありませんが、

注意点があります。

・所得税が徴収されている方

各種控除がされていなくて、控除することによって所得税の還付を受けられる方

⇒確定申告をしなければ還付されません。

・住民税の申告は必要

所得税の申告が必要なくても、住民税の申告は必要な場合があります。

⇒お住まいの市区町村でご相談ください。

 

年金機構から送られてきた源泉徴収票の見方が年金機構のHPにございます。

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/tuutisyo/20211228.html

 

源泉徴収票の控除対象者欄に誤りがある場合

 

所得税は、各種控除した後の年金所得に課税されますが、

その各種控除の内容が源泉徴収票に表記されています。

その内容に誤りがある場合、所得税に過不足が生じている可能性があるため、

先にご説明したとおり、確定申告をする必要があります。

(還付される場合もありますし、追加で納付しなければならない場合もあります。)

 

各種控除の内容に誤りがある?

 

各種控除については、扶養親族等申告書を受給者自身で記入し、

提出した内容を基に控除していきます。誤りがあるというのは、

最初から記入誤りである場合と、訂正すべきところを訂正せずに

提出した場合が考えられます。

年金機構から送付された扶養親族等申告書については、

年金事務所で、提出時の扶養親族等申告書の内容が確認できます。

 

内容に誤りがある場合は、正しい内容で再提出することが可能です。

但し、再提出できるのは現在の年金支給に対する扶養親族等申告書であって、

前年以前の分については再提出できません。

確定申告にて正しい控除を受けてください。

 

この扶養親族等申告書は毎年秋ごろに送付されます。

・65歳未満の年金受給者⇒年金額108万円以上の方

・65歳以上の年金受給者⇒年金額158万円以上の方

 

初めて提出される方

控除対象の扶養家族や障害者手帳がある場合の障害者控除などを記入して提出する。

 

毎年提出されている方

前年の控除内容に”変更あり”または”変更なし”とあり、

控除内容に変更がない場合は、変更なし欄に〇をつけて提出するだけです。

控除内容に変更がある場合は、変更あり欄に〇をつけて

具体的な変更内容を記入します。

 

毎年送付されるものなので、内容を確認せず、”変更なし”として送付を続けていた場合、

自分が書いた覚えがないという相談をよく受けます。

控除対象の扶養家族の収入が増えて、控除対象とならないのに

ずっと控除されたままになっていた!ということがあります。

”変更なし”で送付する前に、記載されている内容が引き続き正しいか確認する必要はあります。

 

まとめ

源泉徴収票が届いたときに、扶養控除の内容に誤りがあるという相談を受けることがありますが、

その内容は事前にご自身で提出した扶養親族等申告書の内容に基づいたものであります。

〇扶養控除していた親族が控除対象にならなくなった

〇障害者手帳が交付され障害者控除を受けられるようになった

〇障害者手帳の等級が変更された

などなど

このような場合、扶養親族等申告書を正しく記入しないと誤った所得税が徴収されます。

翌年確定申告すれば問題はありませんが、気になる場合は誤りがないか確認することも可能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

源泉徴収票を紛失したときや届いていない場合

 

年金機構から送付された源泉徴収票は、お近くの年金事務所で再交付可能です。